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ベテランAV男優“ゴールドフィンガー”加藤鷹「俺たちは『強制撤去』されている」 2011年03月26日
「『世代交代』は感じないけど、『強制撤去』は感じる。若手男優が俺らの実力を超えているのなら
世代交代なんだろうけど、そうではないもの。メーカーが俺たちを排除してるんだよ」（加藤）
出演料はAV業界トップクラスにも関わらず、最盛期には年間400本近く出演していたという加藤も、
「今は月に2、3本。一番多い時期の10分の1以下」だとか。
AVメーカーの製作費が大幅に削られるなか、ギャラが高額な“スターAV男優”は削減対象になりがち。
しかし加藤は、仕事が減少した原因は「お金」だけではなく、スターならではの「個性の強さ」にもあるとして、次のように語る。
「でも、俺たちの世代で個性のない男優なんていないですよ。メーカーのプロデューサーが気にしすぎなんだと思うね。
メーカーのサイトとかに『男優がウザくて抜けない』って書きこむのって10人とか20人とかでしょ？ 1%以下。
それを真に受けちゃうんだよ。満足した人はわざわざ書かないからね」
加藤鷹やチョコボール向井のような「個性が強い」AV男優たちに代わって増えたのが、
「サラリーマン的な」AV男優。フリー監督のA氏が彼らをこう評する。
「スター男優がよくも悪くも『潮吹き』『ナンパ』『Sっぽい』とキャラがはっきりしているのに対して、今の男優はそれなりになんでもできちゃう。
あくまでも女優がメインなんだから、男優は薄いくらいでいい」
こうした今のAV男優たちは、一回あたりのギャラこそスターAV男優たちに劣るが、どんな現場にも「染まれる」ため、
月に何十本もの現場をこなしそれなりの稼ぎを得ている。しかし、多くの現場をこなさなければならないため、
バイアグラやレビトラといったクスリに頼っている男優が少なくないとか。
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