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素敵やんエピソード
人気タレントの島田紳助さんは、一人っ子だったので、小さい頃から親にすごく期待をかけら
れたそうです。
「おまえは勉強できるんや、だから勉強せい、いくらでも勉強させたる」というような親の期待
がきつかったので、自分はそういう親にはならないと心に決めていたそうです。その代わり、
3人の子供には小さい頃からいっぱい話をしたとか。
「何もでけへんかった親ほど、自分の子供に夢をたくすんや。自分がでけへんかったものを、
お前やれって、おかしいやろう。やった親がゆうんやったら分かるけど、でけへんかった親が
言うのはおかしい。俺は勉強でけへんかったから、おまえら勉強せえなんて言わへん。
おまえらが将来どうなろうが一切関係ない。何の期待もしていない。愛しているから期待
しない」と、言い続けた。
長女が高校生の時に、3000円のCDが欲しいから買ってくれと、父親の紳助さんに言いま
した。紳助さんはこう答えたそうです。「よその子やったらCDでも服でも買うたるわ。その
子がそれで俺をいい人やと思ってくれさえすれば、あとはどうなってもかまへんから。でも
お前は、愛する娘やから、買うわけにはいかんのや。俺が買うてやればお前は喜ぶ。その
喜んだ顔見て、親はすごく嬉しいのや。でもそれは、自分の金でCD買うというお前の喜び
を、親が奪ってるのや。だから親は買うたったら、あかんねんや。その喜びはお前の喜びに
しなあかんねから。自分で買いや、がんばれや」
長女は分かったと言って、その翌日から何か始めた。1ヵ月後、そのCDをかかえて紳助
さんのところにやってきました。
「おっとう見てくれ、3000円のCD買うた。毎日昼食代を100円ずつ節約して買うたんや。
めっちゃ嬉しいわ。おとうの言ったことわかったわ。なんか、自分で買うたっていう気が
すんねん」