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つづき
その上で、デモが大規模掲示板「2ちゃんねる」で呼びかけられて実行されたことを引き合いに出した。
デモの実行委員会の中心メンバーが30~40代の男性4人で、今回初めて顔を合わせて、互いにハンドルネームで
相手を呼び合ってることなどに触れた上で、次のように委員会の代表者の言葉を紹介する。
匿名の存在が掲示板で束ねられ、ネット上の「祭り」のようにデモとして噴き出す。代表は言う。
「ネットで訴えても見ない人は見ない。現実の社会でデモができ、達成感があった」
抗議が目的なのか、ただリアルな充実感を得たいだけなのか。
何だか記者の主観がモロに出ているように感じてしまう。囲みで掲載されたニュースサイト編集者の
中川淳一郎氏のコメントは、さらに辛らつだ。
偏向はどっち 自問してみて
韓流のソフトは安く、視聴率もそれなりに取れる。テレビ局は経済合理性で動いているだけだろう。
「偏向」と批判する前に、ネット上の都合のいい情報しか信じない自分たちの方が
偏向してないか自問してほしい。
義憤に駆られているのだろうが、結局、暇で韓国が嫌いな人たちに見えてしまう。
このようにデモに批判的なトーンが続く。一方で、韓流ドラマが増えた理由にはノータッチだ。
放送コンテンツの検証はなされていない。むしろ、「フジテレビだけが特別ではない」
と放送業界を擁護している。
韓流ブームのきっかけは、NHKが2003年に放映したドラマ「冬のソナタ」だった。以降、
各局が競うようにドラマや歌謡曲を流しており、フジテレビだけが特別ではない。
系列局のテレビ朝日も韓流ドラマを放送しているためか、韓流ブームを批判することは
朝日新聞の記者にとってはご法度なのではないか。つい勘ぐってしまいたくなる不思議な記事だった。
終わり