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女優の米倉涼子（３６）が、１０月スタートのフジテレビ系ドラマ「ＨＵＮＴＥＲ～その女たち、
賞金稼ぎ～」（火曜後１０・０）に主演することが１日、分かった。交渉のプロや国税局査察官など、
これまで数々の“強い女”を演じてきた米倉は、報奨金目当てに指名手配犯を追う主人公役。
「予測の立たなさと期待とを同時に感じています」と興奮している。
強いヒロインを演じさせたらピカイチの米倉が本領発揮だ。
「ＨＵＮＴＥＲ－」は、警察庁が２００７年４月から導入した新制度「捜査特別報奨金制度」がモチーフ。
未解決事件の解決を目指し、指名手配犯に報奨金をかけて検挙のために情報提供を呼びかける
制度だ。
米倉は、同制度を利用して報奨金を稼ぐ“バウンティハンター（賞金稼ぎ）”を演じる。
元客室乗務員で、一本気な性格が災いして男に縁がなく、職場ではリストラの憂き目に遭ってしまう
井坂黎。“姉御肌”な米倉のキャラクターとピッタリで、「私自身と少なからず重なるかもしれません」
と共感している。
０８年のテレビ朝日系ドラマ「交渉人～ＴＨＥ ＮＥＧＯＴＩＡＴＯＲ～」シリーズ、昨年の同局系「ナサケの女
～国税局査察官～」などを筆頭に数々の強いヒロイン像をみせてきた米倉だが、今回は強力な助っ人が
登場。桐谷美玲（２１）扮する後輩客室乗務員らと女だけのチームを組み、犯人捜しに奔走する設定だ。
関西テレビの河西秀幸プロデューサーは「なでしこジャパンなど女性の強さがクローズアップされるなか、
ごく普通の女性が事件に迫る爽快な作品を作りたかった」と企画意図を説明。「パワフルで芯の通った
米倉さんは、新しい市民のヒーローにぴったり」と新ヒロイン誕生に期待を寄せた。
米倉は「ごく普通の人だからこそ指名手配犯の心に届く説得力があるということをしっかり描いていきたい。
それを観た視聴者の皆さんに、自分も強くなれるんだ！ と感じてもらえたら」と意欲を燃やしている。
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狙った獲物は逃さない！？ 米倉涼子らしい強い主人公をイメージしたショット
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