11/08/22 19:55:57.49 0
今期の民放連続ドラマでは視聴率トップの成績だ。
「刑事ドラマなのに格闘シーンがほとんどない。掛け合いが魅力の会話劇。
その独特の味わいが受け入れてもらえたのだと思う」
捜査1課9係には加納倫太郎係長(渡瀬恒彦)の下、個性豊かな刑事が集まった。
村瀬は一時9係を離れたが、部下の不祥事の責任を取り、平刑事として戻ってくる。
新主任となった青柳靖(吹越満)と競いながら、浅輪直樹(井ノ原快彦)らと一体とな
って事件解決に挑んでいく。
シリーズ開始から5年。主要登場人物やスタッフは変わらず、気心は知れている。
とはいえ、なれ合いとは無縁だ。
出演者たちは休憩時間も台本を読みながら、「ここがおかしい」「つながりが悪い」など、
気づいたことを話し合う。議論の中で、セリフが変わることも多い。
「即座に対応する柔軟性がある。撮影のテンポもいい。大人の現場だと思う」と話す。
村瀬は熱血漢。周囲の無駄話に付き合うこともなく、眉間にしわを寄せて事件に向き合う。
コンビを組む小宮山志保(羽田美智子)とのロマンスはありそうで、やはりない。
「とにかく正義感が強い。世の中の役に立ちたいと常に考えている。功名心も強く、
一生懸命なのだが、それが空回りして、おかしくもある」
今や自身の代表作だ。それでも役と同化することはなく、「常に違和感を持っている」という。
「同化すると鋭さがなくなってしまう。役と距離を置き、探りながら演じるのが楽しい」
村瀬とは違う、温和な笑顔で語った。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)