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■生写真も
ポスター、タオル、イベント招待券から携帯ストラップやノート…。店頭のCDで目につくのが
初回生産限定の「オリジナル特典」の数々。
今年5月に発売後わずか1週間で130万枚以上が売れたアイドルグループ、AKB48の
CDでは、人気投票の“投票券”欲しさに「大人買い」を誘い社会現象ともなった。
CD販売大手、新星堂アルカキット錦糸町店(東京都墨田区)でも特典CDがめじろ押しだ。
8月3日発売のアイドルユニット「渡り廊下走り隊7」の新譜CDには、先着でユニットの“生写真”
が付いてくる。
KARA、超新星など一大潮流となりつつあるK-POP(韓国ポップ)や国内のビジュアル系
バンドなどの熱狂的なファンの中には握手会への参加券目当てに複数枚購入する客も
珍しくないという。
■メガから小型へ
CDの生産枚数が減少傾向にある中、大手のCD販売チェーンは、巨大な娯楽空間と
して店舗演出してきた従来の「メガストア形式」から小型化にシフト。限られた売り上げの
中でかさむ賃料を削り店舗の効率化に腐心する。
大手のタワーレコードは従来の3分の1ほどの面積の小型店「タワーミニ」を展開。会社帰り
に立ち寄れる通勤動線に立地し「大型から小型まで市場環境に応じた多様な店舗展開」を
進める。
HMVジャパンも親会社のローソン店舗のマルチメディア端末を利用してCDを注文できる
サービスを7月から開始するなど、各社とも販売チャンネルの多様・多角化でネット通販や
音楽配信に対抗していく構えだ。
(おわり)