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阪神・金本、金銭トラブル法廷闘争へ
１７日の週刊文春、週刊新潮によれば、金本は知人を通じて知り合った
ファイナンシャルアドバイザーで投資会社役員Ａ氏と２００７年春に共同で、
投資ファンドを設立。金本が１億３０００万円、Ａ氏が７０００万円を出資し、
未公開株などを取得して、売り抜く算段だったという。
一時は年俸５億５０００万円を手にし、投資にも関心の高いことで知られたアニキ。
しかし、Ａ氏が週刊誌に語ったところによると、０８年ごろから金本側が
「家を建てるのに金がいる。株を売りたい」と言い出し、出資したにも関わらず、
１億３０００万円を“貸した金”として戻すように主張したという。
０９年１月２７日には、Ａ氏を東京都内のホテルに呼び出し、別の場所へ移動したのちに、
別の男性とともにＡ氏を深夜まで“監禁”。返済を約束する証書となる
「金銭準消費賃貸契約書」に押印させて、約１９００万円を支払わせたとしている。
さらに、今年６月には金本側から督促の内容証明が届いたため、今月１０日、
Ａ氏が恐喝罪で刑事告訴へ踏み切ったという。
告訴状によると、「俺の金を返せ」「家族ごと抹殺してやる」「山口組が行くぞ」などとＡ氏を恐喝したとしている。
一方、京セラドームで広島戦に臨んだ金本は恐喝について、否定した。
「シーズンを戦っている大事な時期に、私個人のことでお騒がせしてしまい、
申し訳ありません。一部週刊誌の私に関する記事については全く事実無根であり、
いずれ真実がはっきりすると思います」と球団を通じてコメント。
そのうえで、「記事に書いてあるようなやましい事は一切ないと自信をもっていえます。
直ちに法的措置を含め、断固たる対応をとりたいと思います」としている。
金本の代理人の弁護士も「名誉を著しく毀損する悪質な名誉毀損行為」としており、
出版社を相手取り、法的措置をとることを明かした。
Ａ氏は警視庁に告訴状を提出しているが、この日現在で受理されていない。
受理されなければ、捜査は行われない。今後は不透明な状況だが、
Ａ氏も譲らぬ姿勢をみせており、今後は出版社への名誉毀損の法廷闘争も含め、さらなる波乱の予感だ。
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