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既に東京電力との話し合いも進んでおり、近く譲渡案の骨子がまとまる見通しだ。
練習場や施設などクリアすべき点も残されているが、女子W杯優勝後、
協力に興味を示すスポンサーも多く追い風が吹いている。
マリーゼの選手は本拠地・福島への愛着が強く譲渡先の所在地にもこだわりがあり、比較的福島に近い
関東地区が優先される見通しだ。他にも鹿島、大宮、柏などが候補に挙がっており、
特に鹿島は受け入れに前向きな姿勢を見せているが、最も熱心な川崎Fが一歩リードしている。
日本協会関係者も「まだクラブ名は言えませんが、譲渡する方向で進んでいます」と明言した。
なでしこリーグは9月下旬に来季日程を決める。そこが譲渡先決定の期限だが、
それまでには交渉がまとまる見込み。新チームは来季チャレンジリーグから参戦する。
また移籍した選手には移籍先“残留”か、新チーム“復帰”かの選択権が与えられる。
W杯で活躍し“ビジュアル系”として人気を誇るDF鮫島が電撃復帰する可能性もゼロではない。
収まる気配のないなでしこフィーバー。さらなる新風を巻き起こす新チームの誕生は時間の問題となってきた。
▽東京電力マリーゼ
97年YKK東北女子サッカー部フラッパーズとして創設。当時の本拠地は宮城県。
04年東京電力へ移管。ホームタウンは福島県双葉郡。本拠地はJヴィレッジ・スタジアム。
昨季は11勝1分け6敗で3位。
愛称には「海(マリーン)のように力強く、風(ブリーズ)のようにさっそうと」の意味を込めた。
▽日本女子サッカーリーグ
89年発足。94年略称がLリーグに。04年2部制を導入し、愛称がなでしこリーグに。
今季なでしこリーグは9チーム、チャレンジリーグはEAST、WES T各6チーム。
なでしこリーグ準加盟の資格を持つチャレンジリ ーグ各地区2位以内の最上位同士が
ホーム&アウェーで対戦。勝者がなでしこリーグに昇格。