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サッカー女子ワールドカップ（Ｗ杯）で優勝した日本代表メンバーのうち、
７人が所属するＩＮＡＣ神戸レオネッサのユニホームの胸に書かれた
「黒糖ドーナツ棒」の売り上げが急増、製造元のフジバンビ（熊本市）は
「なでしこ効果」に驚いている。
なでしこリーグが再開した７月２４日。ＩＮＡＣの本拠地ホームズスタジアム神戸
（神戸市）に集まった１万７千人以上の観客を前に、川澄奈穂美選手が試合後に
「おいしいから食べて」とＰＲした。
それまで１日数百件程度だったインターネットでの注文が、この日以降は
１日数千件に急増。同社の福岡三越店（福岡市）では、７月２５日から１週間の
売り上げが前の週に比べ約２倍に増えた。
選手にお菓子を送るなどしてきた同社は、ＩＮＡＣのキャンプを熊本に誘致
するなど、さらなる支援を検討している。
吉田高成社長は「これだけの反響は予想していなかった。優勝は日本を勇気
づけた。これからも応援したい」と話している。
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