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(>>1からの続きです)
そのほか、保元の乱で清盛と敵対する崇徳天皇側に付き、平家分裂を引き起こす平忠正を豊原功補(45)。
平家繁栄の礎を築いた清盛の祖父・平正盛を、1971年放送『春の坂道』以来40年ぶりの大河ドラマ出演となる中村敦夫(71)。
最高権力者として君臨する白河法皇を伊東四朗(74)。白河法皇の子を宿し、清盛の母となった舞子を吹石一恵(28)が演じる。
清盛の出世を陰から支える平時忠役のV6・森田剛(32)は
「自分に正直に生きた人だと思うので、しぶとく演じたい」と意気込みを語った。
さらにオリジナルキャラクターとして、瀬戸内海全体を仕切る「西海の海賊王」兎丸役で、
極楽とんぼ・加藤浩次(42)が大河初出演を飾る。
クランクインを10日後に控えた松山は「今回の清盛は、教科書に載っているのとは全くイメージが違う。
イメージを変えたいとも思ってる」と新たな清盛像の確立を目指し、頼朝視点のストーリー展開に対しては
「頼朝って、清盛をこういう風に考えてるんだと思った。敵味方、赤白とかじゃなく、複雑なドラマの作品になる」と期待を込めた。
同作の磯智明チーフプロデューサーは、岡田の起用理由を
「一番強敵だと思ってた清盛を何よりも一番知っていて、評価していた頼朝視点で始める。
13歳の頼朝が伊豆に流され、北条政子と出会い、打倒清盛を決意し兵をあげる。
そうするとある程度若くしないといけない不安があった時、全部クリアできる人は岡田さんしかいないと思った」という。
映画『悪人』『告白』で日本アカデミー優秀助演男優賞を獲得している岡田を
「松山さんとぶつけるのは面白いと思った」と鼻息荒く構想を語っていた。
平安時代末期に生まれ、武士の新興勢力・平氏のもとで育てられた清盛は、
養父・忠盛とともに海賊退治に繰り出し、瀬戸内の海賊を束ねて人心を掌握していく。
やがて日本の覇者となるや「貿易こそがこの国の豊かになる道」と説き、
中国との交易で巨万の富を築いていくが、急激な変化は人々の反感を買うことになり、
源氏との対立によりその夢は海の藻屑と儚く消える―。(了)