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C大阪が、日本代表に初選出されたMF清武弘嗣(21)に複数年の契約延長の
オファーを提示する方向であることが5日、分かった。
関係者が「海外に引き抜かれる前に、契約を結び直さないといけない」と明かした。
清武は2013年1月で契約が切れるが、クラブは早期の流出阻止に今月中にも交渉に入る予定。
清武はA代表とU-22(22歳以下)日本代表に選出されたことにより、
海外スカウト陣の注目度も高くなる。清武は将来的には海外移籍を熱望している。
C大阪と清武の契約は海外のクラブからオファーがあった場合の違約金について特別な条項はない。
そこで年俸アップを含む複数年契約を提示し、海外移籍時の違約金設定も併せて条件提示する見込み。
C大阪ではこの1年間で香川、家長、乾の3人が立て続けに欧州に移籍。
育成型クラブとして若手の海外移籍を容認しているが、抜けた穴は大きく、
今季はここまでリーグ15位と低迷している。
クラブ内では「これ以上、2列目の選手が抜けるとキツい」との声もある。
違約金を高めに設定し、清武の早期海外流出を防ごうという狙いもある。
[2011年8月6日8時1分 紙面から]
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