11/08/04 20:31:20.06 0
どこと順位を争うでもなく、4年連続の最下位へとひた走る横浜。最大の誤算は、
しめて年俸6億8000万円のベテラン先発トリオ、「ハマのBIG3」の総崩れだ。
3日の広島戦(横浜)にはその一角、大家友和投手(35)が先発。5回まで1失点に
抑えながら、1点リードの6回に広島・栗原の逆転2ランを浴び、またも今季初勝利を
逃した(4敗目)。
「調子は悪かったが、なんとか試合をつくることはできた」と大家。尾花監督も
「中盤からちょっと球が高くなってきていたが、経験でしのいでいってくれた」と一定の
評価を下した。
確かに先発の目安となる「クオリティースタート(QS)」の6回3失点はクリアした。
横浜の先発投手陣は今季、3試合に1度しかQSを達成できず、12球団でも突出した
不安定さだけに、試合をつくれるだけでも貴重な存在といえる。
とはいえ、年俸1億円のベテランが最低限の仕事にとどまっては、今の横浜に
上がり目はない。この日も劣勢のまま、勝ちパターンの中継ぎ陣をいたずらにつぎ込み、
終わってみれば2-7の惨敗。ブルペンには徒労感だけが蓄積していく。
横浜投手陣の長者番付で3位の大家が0勝。1位(年俸3億円)の三浦大輔投手(37)、
2位(2億8000万円)の清水直行投手(35)も、それぞれ先月に挙げた1勝のみ。
3人に7億円弱をつぎ込み、83試合で稼いだ白星が2つでは、いくらなんでもソロバンが
合わない。
ちなみにこの日、ハーラートップタイ10勝目を挙げた広島の新外国人、バリントンは
年俸5400万円。昨季までともにBクラスの常連だった広島に費用対効果で差をつけられ、
両者のゲーム差も10まで広がった。
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