11/08/01 17:34:21.85 P
(>>1からの続きです)
タイガースは1967年、「僕のマリー」でデビュー、「シーサイドバウンド」で人気に火がつき当時の日劇は超満員。
「とくに『モナリザの微笑』で爆発的な人気を得て、瞬く間にGSブームの頂点に立った。
その熱狂ぶりはビートルズにも匹敵したほどでした」と振り返るのは、芸能評論家の肥留間正明氏。
しかし、日本の音楽史に名を刻んだわりには、GSブームは長くなかった。
71年1月24日に日本武道館で事実上の解散。ジュリーがソロに転身して、各メンバーは別々の道を歩んだ。
81年には、慶応高校で漢文教師をしていたピーを除くメンバーで何度か“同窓会”としてコンサートを開き、
82年には「色つきの女でいてくれよ」が大ヒット。だが、このとき本人たちは“再結成”という表現を使わなかった。
ピーを加えた今回が初めての再結成となる。
復活のきっかけは2008年暮れに解散後初めて全員が集合したこと。
ピーは「こいつらが一生の親友だとわかった」とコメントしている。
さらに「ピーの息子は、父親が本当にザ・タイガースのメンバーだったことを信じない。
それじゃ…と、当時の姿を息子に見せたくなりピーが参加することになった」と、音楽関係者。
ピーは定年まで2年を残した一昨年、33年間勤めあげた慶応高校を退職。
その後は「世界に通用する本物の曲を作りたい」と北京を拠点に創作活動を開始。
再結成に備えて日本語・中国語双方の曲も用意しているという。まさに「老虎再来」だ。
タローは、「みんな張り切って練習していますよ」と意気込みを明かした。(了)