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◆J1第19節 神戸4―2甲府(30日・ホームズスタジアム神戸)
神戸は現甲府の三浦俊也前監督(48)に冷遇された3人の4発で暫定12位に浮上した。
前半11分にMF田中とともに右を突破したDF石櫃(いしびつ)のゴールで先制。FW吉田が
連発したあと、1点差に迫られた同37分に田中がダメ押し弾。昨年9月に前監督が解任
されるまで10試合で15分しか出番がなく、和田昌裕監督(46)就任後、主力に定着した
田中は「個人的な感情を出しちゃいけないけど、僕らにとって特別な一戦だった」と
勝利をかみしめた。
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後半37分、MFボッティからのスルーパスを右足で押し込んだ。
「しのいで終わるのではなく、きつい中、取り返して2点差で勝てたのは大きい」と和田監督が
称賛した貴重な4点目だった。
甲府を率いるのは選手起用で迷走したまま途中解任された前指揮官。神戸サポーターも痛烈な
ブーイングで迎えた。先制弾のDF石櫃が「リベンジの気持ちがあった」と正直に明かせば、
田中も「個人的感情を出しちゃいけないけれど、僕にとっては特別な試合だった」と打ち明けた。
不遇をかこった選手たちの意地が、負ければ降格圏に突入する一戦を制する原動力になった。
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後半37分、神戸・田中がゴールを決め喜ぶ
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