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小中学生の子どもや孫を持つ親や祖父母の9割が「自分の子ども時代よりも、今の子ども、孫の方が心身ともに健康」だと感じていることが、
「かんぽ生命保険」が行った「2011年 子どものからだづくり・健康に関する調査」で分かった。
調査は、小中学生の子どもを持つ親世代1860人（30～44歳）と、小中学生の孫を持つ祖父母世代208人（55～74歳）、
小中学生の子ども1860人を対象にインターネットで実施。
「自分が子どもや孫くらいの年齢のときと比較して、子どもや孫が心身ともに健康と思うか」と聴いたところ、
「心」は、親世代の87．7％、祖父母世代の89．9％が「非常に健康だと思う」「健康だと思う」「まあ健康だと思う」と答えた。
「体」も、親世代の89．1％、祖父母世代の89％から同様の回答で、近年、子どもの体力低下が問題視されているにもかかわらず、
「子どもや孫の方が心身ともに健康」と考えている親や祖父母が多かった。
親世代を対象に「どんな子どもになってほしいか」という質問では「思いやりのある子ども」が55％で最も多く、「体の丈夫な子ども」が47．8％、
「心（気持ち）の強い子ども」が42．8%と続き、心身ともに強い子どもを望む親が多いことが分かった。「勉強のできる子ども」と回答した親は13．5％と少なかった。
また、「体を動かす遊び」の世代別の調査では、「缶けり」を挙げた祖父母世代は77．4％、親世代は48．7％、子どもは3．3％だったのに対し、
「サッカー」は、祖父母世代は1．9％、親世代は13．8％、子どもは21．7％と世代によって遊びのスタイルが大きく変化していることが確認できた。
調査結果について、かんぽ生命保険は「現代の子どもの状況は環境の変化を大きく受けて移り変わっていることがわかりました。
その中でも親世代が子どもの健康や遊び方について望むことに変化はなく、
親世代の大半が『子どもには心身ともに健康であってほしい』との思いを抱いていることがわかりました」
とコメントを寄せている。
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)