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【甘口辛口】７月２３日
ハリウッドで最高のスターカップルといえば、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーだろう。
この２人について、友人のマット・デイモンが「散歩しただけで、国際的なニュースになる。
まるで囚人のような生活を強いられている」と評した。表現は不適切だが、注目されるということは、
警戒も必要というわけだ。
日本でも注目の人が、とんだオフサイドトラップにかかった。サッカー女子Ｗ杯で初優勝した
なでしこジャパン。ＤＦ熊谷紗希が帰国早々、私的な飲食の席に参加した。そこでの会話を、
同席した男子大学生が短文投稿サイト「ツイッター」に書き込み、騒動になった。
文面には監督批判のような発言やチームメートの上半身裸の写真を見せた記述もあったとされる。
痛恨のオウンゴールに、日本サッカー協会は、熊谷に「軽率な行動を慎むように」と注意した。
本人は「言葉足らずで誤解があった」とした上で、騒動を謝罪した。
決勝の米国戦では、決着をつける４本目のＰＫを決めたヒロイン。その瞬間、札幌の自宅にいた
両親はテレビの前で涙した。今夏、浦和からフランクフルトへ移籍する。父は
「ドイツ語も話せないのに、自分でドイツへ売り込みにいった。志が高く、自慢の娘だ」
と話していた。パパラッチ気取りで書き込んだ大学生の心ない行動は許せない。
これとは別に、ＦＷ丸山桂里奈もストーカーまがいの被害に遭った。世界一の栄光を
つかんだ今、世間はもはやシロウトとは見ていない。これまで通りの生活は難しくなるだろう。
だからこそ、私的なディフェンスの自覚が必要。それができてこそ、初めて本物の
“やまとなでしこ”になれるはずだ。
ソース サンスポ
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