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アメリカンフットボールの元プロ選手75人が19日、米プロフットボールリーグ(NFL)に
賠償を求める訴訟を起こした。1920年代前半から脳しんとうが選手の脳に与える悪影響を認識していた
にも関わらず、そのことを昨年6月になるまで選手やコーチなどの関係者に伝えなかったというものだ。
用具メーカーのリデル社も同様に訴えられた。同社は89年からNFLの公式ヘルメットブランドとなっている。
訴状によれば、NFLは頭部への衝撃が繰り返されると長期的な脳の損傷、記憶障害や痴呆、うつ、
慢性外傷性脳症(CTE)やそれに関連する症状につながりうることを数十年前から知っていた。
それにも関わらずNFLは選手に対し、プレー中の脳しんとうに関連した長期的な脳障害のリスクに
ついて警告することを怠り、脳しんとうを起こした後の治療やプレーへの復帰についてのガイドラインを
設けようとしなかったという。
ボストン大学が5月に発表した研究では、元NFL選手15人の脳を調べたところ、
うち14人がCTEを発症していたという。
NFLの広報は訴状をまだ見ていないとしながらも「この種の要求には強力に戦っていく」とコメント。
リデルは係争中の問題にはコメントできないとしている。
URLリンク(www.cnn.co.jp)