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◆なでしこ オシムの「日本サッカーを日本化」を男より先に実現
ワールドカップ決勝戦で、相手アメリカチームのFW・ワンバグの手が、頭を撫でてしまうほど小さい
「なでしこ」たち。身長差20センチをはねのけて、なぜ「なでしこジャパン」は勝てたのか。作家で
五感生活研究所の山下柚実氏が、独自の視点を展開する。
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日本女子サッカーに「なでしこジャパン」という愛称がつけられたのは2004年。それから短期間で、
世界の頂点に上り詰めました。「なでしこジャパン」は公募でつけられたニックネーム。その由来は、
日本女性の理想像「大和なでしこ」。私はその「なでしこ」にこそ、今回の大金星の秘密が潜んでいる
と思うのです。
「なでしこ」という花の語源は、「撫でし子」。撫で撫でしたいほどかわいらしい子ども。そのように
可憐な花、という意味です。今回の快進撃は、ズバリ、その「撫で撫で」に秘密があるのです。
ドイツ、スウェーデン、アメリカ。相手の体格はいずれもデカかった。決勝戦のアメリカ、FW・ワンバグは
181センチ。日本の平均身長は164センチ。なんと身長差が20センチ近く。ワンバグの手が、日本選手の
頭を撫でてしまうほど。まるで大人と子供です。
日本チームは、自分たちの「劣勢」をはっきりと「自覚」していました。選手も監督も、自分たちが
「撫でし子」だということを、はっきり意識していたのです。優勝した時、佐々木監督が「ちっちゃな
娘たちがよくやってくれた」とコメントしたように。
(>>2-10につづく)
▼NEWSポストセブン [2011.07.19 16:00]
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