【サッカー女子W杯】両陛下、なでしこに祝意 テレビで応援も[11/07/19]at MNEWSPLUS
【サッカー女子W杯】両陛下、なでしこに祝意 テレビで応援も[11/07/19] - 暇つぶし2ch598:名無しさん@恐縮です
11/07/19 16:38:51.14 PPF3ViqY0
>>1
「やがてニミッツ元帥が現れると、ニコニコして、これは自分が個人的に伺いたい事柄だけれどと前置きして、
一時間ばかり質疑応答が続けられた。私はそのとき、私の当面した限りにおいて、真実を率直に話した。
ニミッツ元帥は、大いに満足した表情で感謝しつつ雑談となって、こんどは彼が東郷元帥に私淑しているという
一席を話して呉れた。

 ニミッツ元帥は、アナポリスの海軍兵学校を卒業して海軍少尉候補生のときに、遠洋航海で東京に寄港した。
そのとき彼ら少尉候補生一同は、東郷元帥から講演を承った。爾来彼は、東郷元帥を渇仰していたのだが、
彼が大佐になって、アメリカ、アジア艦隊の旗艦であった巡洋艦オーガスタ号の艦長としてマニラにいたとき、
東郷元帥は亡くなった。アメリカは、オーガスタ号を儀礼艦として東京に派遣したので、葬儀当日、
当時のニミッツ大佐は、東郷元帥の棺に付き添うて歩いたと言った。

 こうした話を聞いているうちに、私はニミッツ元帥が好きになった。彼も隔意のない心易さを示して呉れる。
ついつい私はつられて、目下マンソン・レポートに協力していることを話し、天皇戦犯問題の解消について、
ニミッツ元帥の助言を懇請した。ニミッツ元帥は黙ってうなずいた。

 その後、ニミッツ元帥は、GHQに対して、『いま日本が復員といい、武器引き渡しといい、戦犯裁判といい、
ポツダム宣言を忠実に履行している所以のものは、一に天皇が存在なさるからである。その天皇を戦犯扱い
するようなことがあっては収拾つかなくなって、占領政策はスムーズにいかなくなるだろう』と進言した。
 これは、ニミッツ元帥という大物の有力なアドバイスであった。マッカーサー元帥も了承したとみえて、
天皇戦犯問題は消滅した。』

<「真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝」淵田美津雄著 中田整一編 講談社, 2007 P.282-283 より>
注: 著者は元帝国海軍大佐。旗艦空母赤城の飛行隊長として自ら攻撃隊を率い真珠湾攻撃を総指揮した。



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