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18日に行われた第93回全国高校野球選手権神奈川大会3回戦で、横浜高と
横浜商高(Y校)が保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム(横浜市保土ケ谷区)で対戦した。
「YY対決」は、夏の大会では2001年以来、10年ぶり。
久しぶりの“伝統の一戦”を観戦しようと約1万3千人のファンが詰め掛け、内野席が満員に。
今大会初めて、外野席が開放された。
Y校の3年前の主将で、現在は母校で学生コーチをしている国士舘大3年の吉良恭平さん(20)
は「横浜の早慶戦じゃないけど、初戦(Y校―大和南高)とは比べものにならない数の応援」と驚き、
「堂々と挑戦者らしく、横浜のグレーのユニホームに向かって、最後は水色が勝ってほしい」
と声援を送った。
今大会は、横浜高が第1シードでY校はノーシード。だが、やはり伝統の一戦らしく、
試合は一進一退の展開となった。Y校が八回に横山昇吾選手(3年)の適時打で1点差まで迫り、
裏の攻撃で横浜高が青木力斗選手(2年)の適時三塁打で3点を追加して逃げ切った。
Y校が最後に夏の甲子園に行ったのは、1990年。対する横浜高は、98年に松坂大輔投手
(米大リーグ・レッドソックス)を擁して甲子園春夏連覇を遂げるなど、近年は横浜高の分が良い。
Y校OBで現役時代は「5番・中堅」で1年生からレギュラーとして活躍した大津博さん(61)は、
「横浜とは年中、練習試合をやっていた仲」と当時を振り返り、「横浜とやって負けるなら仕方ない。
でも自分の目の黒いうちに甲子園に行ってほしいな」と話した。
神奈川の高校野球の歴史を刻んできた保土ケ谷・神奈川新聞スタジアムでのYY対決は、
現役選手にとっても新鮮だったようで、横浜高の乙坂智主将(3年)は「人が多く入るとは聞
いていました」と、独特の雰囲気を肌で感じていた。
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