11/07/09 19:32:19.04 0bUvTAyb0
中には「えっ? どこが問題なの?」と首を傾げるものもあった。
「ひるね」というアルバムに柳ちゃんが歌詞を書いた「牛小屋」という曲があり、歌詞カードにコーラス部分の「ヨンヨコヨンヨンヨ~ン」という、
ま、一種のかけ合い言葉みたいな特に意味も持たない表現があったのだが、これが歌詞カードを印刷した後、「差別用語」と見なされ、な
んとそれまで刷った歌詞カードが全面廃棄処分させられたのだ。
「ヨンヨコヨンヨンヨ~ン」
このただのノホホンとした言葉が何故駄目なのかわかる人ってどのくらいいるのだろう?
もちろんメンバーの誰もわからなかった。
この言葉が駄目な理由を聞くと、こうだった。
「ヨン、というのは数字の4を想起させる。で、数字の4というのは『4つ足』というのを想起させる。この『4つ足』というのは牛や豚などの4つ
足の動物のことで、それを捌く業者のことにも使われる。そしてそれは、昔は身分の低い者が行っていた。つまり身分の低い者を4つと言っ
て侮蔑し、差別していた。よって、この歌詞は差別表現となる」
説明を聞いても、ポカーンと皆ポカホンタスになってしまった。
・・・そんな謎解きみたいなことがわかるかーーー!!
同じ「4」では知久君の曲「かなしいずぼん」の「四つの葉っぱ」の歌詞も問題となり、一応「葉っぱ」とはっきり謳っているので何とかなった
が「ギリギリだったんだよ」とスタッフに言われた。だからもう少しでたまの中でも人気の高いこの曲は、お蔵入りさせられる可能性もあったのだ。
で、真っ当に考えると、
「4なんていうただの数字を屁理屈みたいにして差別用語としてみる、なんて、それこそ逆に差別のいらぬ喚起を起こさせてしまうのではないか?」
となるのが普通であろうと思う。
では、何故そんなまだるっこしいことまでして表現規制をするのか?
その答えは明確なのだ。
それによって、金儲けが出来る人がいるからなのだ。
それ以上は、俺の口からは怖くて言えない。
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石川浩司(たまのランニング)