【高校野球】亡きマネジャー、心の支え 大分・楊志館at MNEWSPLUS
【高校野球】亡きマネジャー、心の支え 大分・楊志館 - 暇つぶし2ch1:THE FURYφ ★
11/07/05 00:25:48.97 0
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大分市の楊志館練習グラウンドは片隅に小さな花壇がある。「AKKO’s GARDEN」。オレンジ、イエロー、ピンク、
色とりどりの花が年中咲いている。

練習前、花壇の前に部員たちが集まる。野球帽を取って深々と一礼。心のなかでつぶやく。「あっこ先輩見守っていて下さい」

同校は2007年夏、甲子園に初出場した。だが、マネジャーの大崎耀子(あきこ)は直前にがんが見つかって入院し、
甲子園に行けなかった。08年夏、3年の大崎を今年こそ甲子園にと、2年連続の出場を狙ったが、開幕戦で敗れ去った。

花壇は、思いを遂げられなかった3年生部員が「一緒に卒業しよう」と大崎のため大会後に作った。しかし、願いは届かず、
大崎はその秋に17歳で亡くなった。

花は大崎の両親や寮母さんが季節に合わせて植え替える。夏はヒマワリだ。夏の大会中に、大輪の黄色い花を咲かせる。

水やりと草抜きはマネジャー後藤百愛(ももえ)(2年)の仕事だ。昨春の入部直後、監督の宮地弘明(39)から2冊の
ノートを渡された。大崎がつけていた「野球ノート」だった。部員たちのコンディションや天候、練習メニューなどが細かく記され、
大崎の真剣さが伝わった。「こんなマネジャーになりたい」と思った。

大崎の母親からは別のノートをもらった。闘病中の大崎の日記だった。「グラウンドに立ちたい。野球が見たい」。涙があふれた。

部には後藤以外にマネジャーはいない。一人で45人の部員を支えてきた。「私は本当に役に立っているのかな」。
不安から何度もやめようと思った。だがそんな時、携帯のカメラで撮った写真をいつも見返した。大崎の「野球ノート」の言葉を
写したものだ。「チームのみんなの夢は私の夢。だから何だって犠牲にできるから。だからがんばろう!」

この言葉に救われ、1年3カ月を過ごしてきた。最近、少しだけ大崎の思いが分かるようになってきた。「部員が安打を打った時は
自分のことのように喜べるようになった」と後藤。

宮地は「彼女は今、チームの大きな支え。悩んだこともあったようだが、チーム全員から信頼される存在になった」と認める。


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