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阪神の渡辺長助チーフスコアラーが28日、チームとともに滞在していた
富山市内のホテルで心筋梗塞(こうそく)のため亡くなった。54歳だった。
渡辺さんはドラフト3位で八代一から1979年に阪神に入団。捕手として
86年に引退するまで通算78試合に出場した。その後はスコアラーや
バッテリーコーチを歴任し、現在はチーフスコアラーを務めていた。
渡辺さんは27日に富山入り。同日夜も宿舎で夕食をとるなど、球団関係者
によると普段と変わった点は見られなかったという。この日朝、ホテル内の
スコアラー室に午前9時半ころになっても姿を見せず、電話などでの連絡も
取れなかったという。このためホテル従業員の立ち会いのもと部屋に入った
ところ、ベッドに寝たままの状態ですでに亡くなっていたという。
(2011年6月28日)
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