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ロンドン五輪アジア2次予選第1戦 U―22日本代表3―1U―22クウェート代表 (6月19日 豊田ス)
失点への反省はあったが、勝利への喜びが上回った。主将の山村は3得点の白星に
「しっかり点を取って勝てたのはよかった」と声を弾ませた。
自ら先制弾を呼び寄せた。前半18分、左サイドにパスを送ると比嘉がDFをかわして左足でクロス。
ゴール前の清武が頭で決めた。Jリーガーが大半を占めるチームで山村と比嘉はいずれも
流通経大所属の大学生選手だが、存在感はプロにも劣らない。山村はサポートメンバーとして
10年W杯南アフリカ大会に同行。比嘉もムードメーカーとして欠かせない。
初招集選手はチームに溶け込めるように合宿で比嘉と同部屋になる不文律もある。流通経大は
18日の関東大学リーグで順大に敗れて首位から陥落。主力2人を欠いて苦闘するが、中野監督は
「日本のために頑張ってこい」と快く代表に送り出してくれた。「次も勝って2次予選を突破したい」と山村。
仲間のためにも負けられない。
[ 2011年6月20日 06:00 ]
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