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日本ドラマの台湾ロケ、蔑視表現で台湾ネットユーザーの不満爆発
サーチナ 2011年6月2日14時53分配信
台湾のNowNewsはこのほど、福田沙紀と松下優也主演の日本ドラマ『カルテット』で台湾ロケが
行われた理由は、「ゴミゴミした場所が必要だったため」と報じたことで、台湾ネットユーザーから不満の
声があがっている。
ドラマ『カルテット』は麻薬撲滅をテーマにしたドラマで、裏社会や暴力などのストリート系クライム
アクションドラマだ。深夜番組であることから、血なまぐさいアクションシーンも少なくない。
記事は、「ドラマの主人公は違法移民が溢れる古ぼけて廃(すた)れた無法地帯にやって来て、
『ここは本当に日本なのか』と口にした。言葉は台湾を蔑視する表現だったとして、台湾ネットユーザー
は不満の声を上げている」と伝えた。
これらの画像やコメントがネット上にアップされると、たちまち大きな波紋を呼んだ。
「がっかりした」「日台友好? 何で三等国民扱いなの?」「台湾にはきれいな場所がたくさんあるのに
何でわざわざこんな場所を」などという声が上がっている。
日本のドラマの熱烈なファンさえ「日本のドラマは好きだけど、これには良い気分がしない」と述べている。
しかし冷静なネットユーザーには、「日本の街は台湾よりも整備され清潔だ。台湾は国際都市を
自称しながらも、実際の市街はドラマのとおりだ。政府はこの点をよく考えなければならない」と
主張する者もいるようだ。
▽サーチナ
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