11/05/25 06:50:22.17 P
(>>1からの続きです)
「山崎くんと半年も経たずに再び共演するなんて、はじめは驚きました」と橋本。
昨年12月に北海道・稚内で撮影した『管制塔』からわずか4ヶ月。
4月から始まった『アナザー』の撮影は、三重県伊賀市にてオー ルロケで撮影が行われた。
山崎は「愛ちゃんをはじめ自分と同世代のキャストがたくさん出演しているだけに、
部活の合宿みたいで楽しかった。人を怖がらせるために、みな真剣になっている現場はとにかく面白くて、
本当に中身の濃い1ヶ月でした」と振り返った。
同作は、山間の地方都市の中学校に転入してきた主人公・榊原恒一(山崎)が、
クラス(3年3組)にまつわる謎と次々と起こる死の連鎖に挑んでいく学園ホラーミステリー。
物語の鍵を握る眼帯をした謎の美少女・見崎鳴を演じた橋本は、
「監督が思い描く“鳴”に少しでも近づけるように頑張りましたが、
自分なりに悔いのない演技ができたと思うので、映画の完成が本当に待ち遠しい」と語っていた。
山崎も「普段ほとんど小説を読まない自分でも、700ページ近くある分厚い原作を
3日で読破してしまったくらい面白い物語ですが、映画もまた凄いことになっています。
まだ明かせない事だらけですが、ぜひご期待下さい!」と自信をのぞかせていた。
文芸誌『野性時代』(角川書店)に2006年8月号から2009年5月号まで連載され、
2009年10月に単行本化された原作小説は、宝島社の『このミステリーがすごい!2010年版』で、
第3位にランクインするなど各方面から絶賛され、月刊漫画誌『ヤングエース』(角川書店)では、
清原紘氏によるコミカライズが連載中。アニメ化も決定している。
恐怖描写に定評のある古澤監督が演出する実写版『アナザー』では、
「『リング』、『着信アリ』で日本のみならず世界中でホラーブームを巻き起こした
大ヒットシリーズを凌駕する、新たなムーブメント」(小林剛プロデューサー)を目指す。
角川映画(製作)と東宝(配給)のタッグで、来年初夏に公開される。 (了)