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阪神の鉄人、金本知憲外野手(43)が今季限り現役引退の危機に直面している。
かねてから「もし、昨年並みの成績に終わるようならユニホームを脱ぐしかない」と公言しており、
今のところ昨年並みどころか、昨年をかなり下回っているからだ。
昨年の成績は144試合出場、打率・241、16本塁打、打点45。
今季は20日現在、チーム29試合のうち25試合出場にとどまり、打率・188、2本塁打、7打点である。
4番の座を新井に明け渡し、6番に下がったばかりか、休養を理由にした欠場が増えている。
今の金本は鉄人の異名も返上した格好だ。
有力ОBで評論家の1人は金本の衰えをはっきり認める。「5月に入り2本のホームランを放つなど、
少し調子は上がってきたが、それでも全盛時にはほど遠い。なかでも目につくのは速球に
十分対応できないところで、これも打者として下降線を描きはじめた兆候といえるだろう」
昨年痛めた右肩は回復に向かっているとはいえ、まだ万全とはいかない。2月のキャンプのころは
キャッチボールも満足にできないほどで、肝心の打撃練習にも支障をきたした。
「彼は徹底的に打ち込み仕上げていくタイプだけに、今の成績はその当時の打ち込み不足の
影響もあると思う。また、右肩に負担のかからない打撃フォームに取り組むうち、微妙な狂いが
生じてきたのではないか」と先のOBはみる。
昨年4月、右肩故障の悪化から連続フルイニング出場は1492試合でストップした。
次いで今年の4月には代打に登場しながら、俊介の盗塁死で打撃完了とならず、
連続試合出場記録も1766試合でストップ。「ある意味、ホッとしたところもある」と金本は話したが、
球団幹部の1人は別の見方をする。
「あくまでも想像だが、大記録が止まったことで、気持ちの張りを少しなくしたのではないだろうか。
現に連続フルイニングのころは、これがオレの生きがいと言っていたからね。今もチーム愛に
燃えた選手であるのは間違いないが、彼に限ってこれまでは欠場とか指名打者とかは
考えられなかっただけに、今の置かれた立場には寂しい思いもあるのでは…」(>>2以降に続く)
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