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2011年05月18日13時37分
提供:J-CASTテレビウォッチ
スッキリ!!
歌手があらかじめ録音しておいた歌に、口を合わせて歌うふりをする口パク。
韓国でこの口パクを禁止する法案が国会に提出された。
北京五輪の開会式でも、少女が口パクと分かり物議をかもしたことがあるが、口パクは是か非かスタジオの判断は―。
「お客を騙したことになる」
法案を提出した韓国のイ・ミョンス議員はその理由をこう話す。
「口パクが実際に多くなっています。これ以上放置すれば口パクが一般化してしまう。その憂慮をしています。
少なくとも、商業的な公演の場合は、事前にお客の了解を得ないまま録音された音楽を聞かせることは、
お客を騙したことになる。最低限の基準や規制は必要だと判断しました」
法案によれば、違反すると「1年以下の懲役や1000万ウオン(約75万円)の罰金」という。
韓国の巷の反応は「やりすぎだ」と反対論の一方で、
「口パクが多い傾向がある。ダンスばかりの外見重視、歌唱力より目を楽しませてばかりだと思う」という声も聞こえてくる。
日本ではどうか…
タレントの大沢あかねは「ファンは元気なところを見に行くわけですから、口パクでもね…」と、
立場上もあるのか曖昧な発言。
キャスターのテリー伊藤も「歌だけじゃない、ダンスも含めて見に行くわけで、(口パクでも)いいんじゃない」と言う。
意見がグラついたのが司会の加藤浩次。
「コンサートで口パクの人っていないでしょう。生声聞きに行くんだから」と言っていたが、
「満足できるかどうかそれぞれの判断だから、勝手にしろという話だよね」とトーンダウン。
歌で勝負する歌手が少なくなったということか。
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