11/05/13 22:19:19.36 6vCfBZVZ0
高橋陽一が絵が下手とか言ってるのは素人。
この人はデビュー作から「動き」の表現は飛びぬけて素晴らしかった。
ヘディングシュートとか、オーバーヘッドシュートとか、もう明らかに普通の漫画家にとっては最大級に難しいのに、動きのパースは体重移動まで完璧に取れている。
思い切った構図、どの角度からでも描ける(=完璧に把握している)縦横無尽でダイナミックなコマ割、威力をしっかり感じさせる効果線、省略の仕方も完璧だった。
実はこの躍動感あふれる画力が「キャプテン翼」を成功させた最大の要因だと思ってる。
フィールドの格闘技と呼ばれるぐらい縦横無尽に動き回るサッカーという題材がこの人の画風に最も適していたのかと。
野球とかボクシングとか他のスポーツでは今ひとつ成功できなかったのもその動きに制限がありすぎたからではないだろうか。