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◇浦和 アンカー啓太でテコ入れ
リーグ3連敗中で17位と低迷するJ1浦和が、故障以外では不動だったスタメンにメスを入れる。
ホームでのC大阪戦(15日・埼玉)に向けて、さいたま市の大原グラウンドで練習した11日、
リーグ再開以降は控えだった主将のMF鈴木啓太(29)が主力組に復帰した。
4‐1‐2‐3システムをテストし、中盤の底となるアンカーの位置でプレー。
新たな布陣で不振から脱却する。
レッズの“闘将”が、逆襲へのキーマンに指名された。3月6日の神戸との開幕戦で退場となり、
リーグ再開後の4戦で控えに甘んじた鈴木が、レギュラー組でプレーした。ペトロビッチ監督は
「(先発は)1人か2人代わると思う。ポジションも代えるかもしれない」と、メンバー入れ替えを示唆。
守備の要として、元日本代表の起用が濃厚になった。
「ぼく自身、毎試合チャンスと思って練習してきた」‐。臨戦態勢は常に整えていた。ベンチで戦況を見つめながら、
改善策を思案した。
「ゲームを読んでコントロールすることや、監督に言われたことをやりながら、
個々が状況判断して変えていくことが大事」。結果が伴わない現状を打開するヒントを口にした。
この日は、スペインの強豪、バルセロナやレアル・マドリード型の4‐1‐2‐3の布陣で練習。
鈴木は中盤の底にあたるアンカーの位置でプレーした。3連敗はすべて先制点を許す展開だった。
DFの前に守備的MFの鈴木、その前に攻撃的MFとして柏木、マルシオを置くシステムは、
従来の4‐2‐3‐1に加えて新たな戦術となりそうだ。
柏戦翌日の8日、主将は練習後に監督と青空対談をした。
「いいプレーをするために、意見を聞かせてほしいと言われた。コミュニケーションを取れるのはいいこと」。
連敗中だけに、指揮官は眠れぬ夜を過ごしているという。
「ぐっすり眠ってもらえるようにしないとね」。欲しいのは結果。勝利で安眠をプレゼントする。
デイリースポーツ
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