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三重県初のプロスポーツチーム、プロ野球の三重スリーアローズが、今季から独立リーグの
「四国アイランドリーグplus」に参加している。2日の開幕から10戦10敗(28日現在)と
苦戦しているが、ファンやボランティアに支えられ、チームは着実に地域に根差し始めている。
球団設立は2008年12月。その前年の5月に壁矢慶一郎社長(65)が、同じ独立リーグの
BCリーグを観戦したことがきっかけだった。「選手の懸命なプレーやファンの声援に感銘を受けた」と
壁矢社長は振り返る。
前期は約8000万円の赤字で、運営面も厳しい状況だ。経費削減のため、スタッフがマイクロバスで
選手の送迎を行い、収入確保へ社長自らスポンサー探しに奔走する日々だ。
選手は20代前半が中心。グラウンド整備や栄養管理も選手自身で行うなど、環境は決して恵まれていないが、
前田敬文主将(26)は「試合で結果を出し、日本プロ野球組織(NPB)に行くのがみんなの目標」と表情は明るい。
壁矢社長は選手たちに「自分たちの夢は、そう簡単につかめないと気付くはず。そこから普段やるべきことを
考えてもらいたい」と自覚を促す。広島などで投手として活躍した長冨浩志新監督(49)も「甘い世界ではないが、
練習や試合で力をつけてほしい」とエールを送る。NPBに一人でも多く送り出すため、チーム一丸の挑戦が続く。
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