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KリーグFCソウルの皇甫官監督が26日、成績不振の責任を取って電撃辞任した。皇甫監督はこの日、
球団ホームページで「昨年のKリーグ・チャンピオンで最高の名門でもあるFCソウルの伝統が続くよう
努力したが、期待に応えられなかった」と辞任理由を明らかにした。今年1月5日に監督に就任後、
111日での辞任だ。FCソウルは当面、崔竜洙ヘッドコーチが監督代行として選手を率いる予定だ。
皇甫監督はJリーグの大分で監督・副社長を務め、試合と球団経営の双方に詳しいと評価された。
だが、FCソウルは今季、Kリーグで1勝3敗3分け(勝ち点6)で14位と低迷し、監督が非難の対象となった。
選手たちがグラウンドで互いに責任を押し付け合うような場面も見られるなど、組織力も崩壊したため、
最終的に辞任を選択したとの見方が強い。特に、24日に行われた新チームの光州FCとの対戦では0-1で敗れ、
大きなショックを受けていたという。
FCソウルの球団運営方式に対する批判も出ている。同球団はマーケティングやファンサービスの面で、
ほかの球団の追随を許さない進んだシステムを導入している。だが「球団はチームの競技力に関する
部分まで口を出しすぎるのはないか」との批判があるのも事実だ。「FCソウルの不振は全て皇甫監督の
責任と言えるのか」との指摘も出ている状況だ。
江原FCの崔淳鎬前監督が成績不振で辞任したのに続き、皇甫監督も辞任したことで、今シーズン攻撃
サッカーを目指していた両監督が、そろって不名誉な形で退く結果となった。Kリーグでは、攻撃的
サッカーがいっそう影をひそめるのではないかとの懸念も浮上している。
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