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帝国データバンクによると、映画・ビデオ制作「ミコット・エンド・バサラ」(東京都渋谷区)、
東京地裁へ自己破産を申請し、4月21日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。
2008年に日本アカデミー賞の優秀作品賞などを受賞した「キサラギ」のほか、
「食堂かたつむり」などの作品を手がけた。
最近はヒット作品に恵まれなかったほか、制作代金をめぐるトラブルもあり、借入金負担から
資金繰りに行き詰まった。負債額は2010年3月末時点で約19億3800万円。
同社は1997年12月にミコットとして設立。映画やテレビ番組、DVD・ビデオなどの企画や
製作管理、配給・販売、権利管理を一括して行う総合マネジメントビジネスを展開していた。
同社の手法は、出資者から資金を集め、協力会社に制作を外注で依頼し、劇場配給やビデオ販売、
TV放映などの収入を出資者に配分金として支払う独特のビジネスモデルを展開。
2006年3月期の年収は約20億3400万円をあげていた。最近はヒット作品に恵まれず
2010年3月期の年収は約16億1400万円にとどまっていた。
同社がかかわった07年5月公開の「キサラギ」は、08年の日本アカデミー賞の優秀作品賞、
優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀助演男優賞の4部門のほか、話題賞を受賞。このほか、
「僕らのワンダフルデイズ」(2009年11月公開)、「彼岸島」(2010年1月公開)、
「食堂かたつむり」(2010年2月公開)、「おにいちゃんのハナビ」(2010年9月公開)
などを手がけた。
MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
柴咲コウ主演『食堂かたつむり』
URLリンク(news.walkerplus.com)
小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之ら出演の『キサラギ』
URLリンク(s.cinematoday.jp)