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目を覆いたくなるTBSのズレ…震災10日余こんなドラマ放映する無神経
「屋上のあるアパート」(TBS)27歳の綺麗なOL桂木麻子(長澤まさみ)がアパートで独り暮らしを始めて、
様々な人との触れ合いの中で少しばかり大人になってゆく話。ハンサムな中年社長(吉田栄作)や
見合い相手(加藤晴彦)や周り中が善意の人で、誰もが彼女を好きになるというオメデタイ内容だ。
先の見えない今の日本にあるまじき設定で、多少初めの頃に倒産とかフリーターとかが出てくるが、
言わば、原作者(阿川佐和子)が20代だった30年前の時代設定そのまま、日本がまだ成長神話のただ中にいた頃の雰囲気である。いい気なものだ。
大震災の死亡者数も確定しない災害後10日少しで、こんなドラマを放送するTBSの無神経に呆れる。
そういえば、前日の20日にも、連ドラ「冬のサクラ」の最終回を延々2時間も放送した。
主人公の中年主婦・萌奈美が愛する男の家で脳腫瘍で死んでゆくまでをだらだらだらと2時間!見せただけ。
20,000人以上の死者・行方不明者とその家族何万人もが苦しんでいる時に、わざわざ死ぬ話を長々とみせることはないだろう。
差し替えも出来ないのか、この局は。
かつてのイケメン吉田栄作も妙に顔がドス黒くて品がなくなり、長澤まさみは相変わらず舌っ足らずのセリフ回しでガキっぽく、
全体のほのぼの感は認めるが、ドラマとして格別の感興もない。被災地を慰めるためにという大義名分で、
何が何でも放映する必然性があったとも思えない。
TBSのズレ加減には目を覆いたくなる。
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