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仙さん、29日に開幕延期「セ茶番劇や!」
闘将が吠えた!!
楽天・星野仙一監督(64)が20日、迷走するプロ野球界に緊急提言を行った。
セ・リーグが29日開幕と決定したことについて苦言を呈すとともに、12月までシーズンを延長するプランなどの持論も展開した。
東日本大震災の当事者だからこそ、伝えたいメッセージがある。
名古屋から神戸へ移動したこの日、星野監督が迷走するプロ野球界に“剛速球”を投げ込んだ。
「今は有事なんや。みんな平和ボケしとる。停電でうじうじ言うなら、
ウチみたいにいろんな球場を探せばええやろ。次元が低いよ。停電したり、電車が止まったり、原発問題もあるのに」
前日19日に開催されたセ・リーグ臨時理事会で決まったのは、開幕を29日に延期、
4月3日までナイター取りやめ、節電のために延長戦は行わない-など。
約7時間も話し合った末に出た、たった4日延期の結論に闘将は「茶番劇や」と憤慨した。
テレビから流れる被災地の悲惨な光景に心を痛める日々が続いている。そんな状況でも強行するのか-。
1969年に中日に入団し、42年間生きてきた球界を危惧するが故に口調も激しくなった。
「コミッショナーがポンといえば終わりやのに」と加藤コミッショナーの指導力に言及。
さらに「(巨人・原監督は)言いにくいんやろうけど、野球界のために、どんどん発信しなければいかん。
セの監督ももっと言わなきゃいかん」と受け身の姿勢に終始するセの指導者に苦言を呈した。
>>2以降に続く
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