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巨人の節電６か条！東京Ｄ使用電力４割減へ
巨人が練習から節電を心がけることになった。セ・リーグが大規模節電策を講じると決めたことを受け、清武英利球団代表（６０）は１９日、「今後は（練習を）大田スタジアムなどを使うこともある」と説明。
２１日の１軍練習で早速、大田スタジアムを使用し、照明を一切使わないエコ練習を実践する。
２１日は当初、楽天とのオープン戦が東京Ｄで行われるはずだったが、中止に決定。Ｇ球場はイースタン・リーグで使用されている。
東京Ｄでの練習は昼間でも照明を使わざるを得ない状況の中、白羽の矢が立ったのは、大田区所有の屋外球場。
昼間の練習なら照明を使わず、予定している実戦練習も行える。
シーズン中も最大限の節電に取り組む。東京Ｄ主催試合での、当面の節電対策を発表。
これまで試合時は午後１時の練習開始から試合終了の午後１０時までに、約４万キロワット時の電力を使用。
これを、２万３０００～２万４０００キロワット時程度まで減らすことを目指す。
節電策は以下の６項目。
〈１〉グラウンドやスタンドの照明を、試合及び観戦に支障のないレベルまで落とす。
〈２〉ドーム内の冷暖房は当面使用しない。夏場も最小限に抑える。
〈３〉ドームの外灯を消す。
〈４〉コンコースや外周通路の照明を、観客の安全が確保できる最小限まで下げる。
〈５〉場内ショップの照明を最小限とする。
〈６〉電光掲示板のオーロラビジョンの使用を可能な限り控える。
これらを実施できれば、電力使用量を４割ほど減らすことができる見通し。
清武代表は「原監督や内海選手会長にも説明しました。選手たちも野球をすることで被災者を励ましたり、義援金を捻出しようとしている。
何とか野球をして責務を果たしたい」と節電などの努力を重ねていく覚悟を口にした。