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予定通りのセ・リーグ25日開幕を主張してきた巨人の希望は、今回は通らなかった。
14日には被災地を支援する形で大地震後に初のオープン戦を行うなど、試合の実施には
前向きな姿勢を見せている。
この日の委員会前には桃井恒和球団社長が「球団代表が提案するはず」と、25日開幕に
自信をのぞかせていたが、結論は先送りに。清武英利代表は内容を明かさず、「歩調を合わせて、
12球団でやっていく」と話した。
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加藤コミッショナーが「具体的な日取りは、継続審議とする」と宣言したのは、実行委員会の
冒頭だったという。直前に行われたセ、パ両リーグの理事会では、セが「予定通り25日開幕」、
パが「2、3週間程度遅らせる」という内容でそれぞれ合意。これを追認するはずの実行委だったが、
シナリオはコミッショナーの一言で覆った。
関係者によると、比較的地震の被害が少ないセは、前日に巨人が中心になって、25日開幕で
意見を統一するよう水面下で話を進めていたという。パは、楽天が被災地の仙台を本拠地にしており、
現実的に25日開幕は不可能。セの開幕日を変えたくないとの意向は、コミッショナー側も察知
していたようだ。分離開催の青写真は、討論開始前に白紙に戻された形だ。
選手会が挙げた「こういう状況で、25日に開幕していいのか。延期すべきではないか。
大多数がそういう意見だった」(新井貴浩会長=阪神)との声も、慎重な議論を後押した。
実行委では、会議の最中に選手会のメンバーを呼び、意見を聞いていた。経営の論理が
先走った結論は、ひとまず振り出しに戻った。
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