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栃木市内の小、中学、高校の指導者らがこの1月、「栃木市学生野球交流会」を発足させました。
3月6日夜には市内で関係者100人が集合。「部員不足をどう解消するのか」
「発達段階に応じた練習方法」をテーマに討議しました。活発な意見が出され、
さながら大人の野球塾といった熱い雰囲気でした。次回は5月に実践的な指導法を学ぶ予定です。
市内の学童野球チームは、ピーク時の半分近くに減ったとも言われています。
昔と違って、子供らが田んぼや広場で草野球をやる姿はめったに見かけません。
プロ野球は中継の専門チャンネルでないと多く見られません。野球と接する機会も減りました。
親の時間的、経済的負担も見逃せまん。サッカー人気で人材の流出もあるようです。
栃木市出身の現役プロ野球選手には、開幕投手候補の巨人ドラ1沢村選手、
同じ巨人で寺内選手、昨季日本一に輝いたロッテの渡辺選手がいます。
昔から野球の盛んな土地柄です。
子どもたちが、大人になってから「野球をやっていて良かった」といわれるような環境を、
いま一度、関係者が連携して再構築しようという試みです。
まずは長い目で成果を注目したいものです。
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