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◇野球の魅力、世界中に
06年3月12日、米カリフォルニア州のエンゼルスタジアム。
第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド初戦、米国-日本戦は3-3のまま終盤までもつれた。
八回、岩村明憲(現楽天)の犠飛で一度は日本の勝ち越し点が認められたが、
タッチアップした三塁走者・西岡剛(現ツインズ)の離塁が早かったとする米国側の抗議を、
球審のボブ・デービッドソンが受け入れ、日本の得点は幻と消えた。
「誤審だ!」。日本チーム監督の王は抗議したが認められず、結局、日本はサヨナラ負けを喫した。
怒りが収まらない王は、試合後の会見で「野球が始まった国で、こういうことがあってはならない」と話した。
■サッカーに負けない
この「デービッドソン事件」をはじめ、第1回WBCでは運営上の不備が多く目に付いた。
しかし、王は不満を感じながらも、「こういう国際大会を開催する、第一歩を踏み出したことが大事なんだ」と考えた。
「WBCを盛り上げて、将来はサッカーのように世界の多くの国が参加できる大会にしたい」
との決意を固めて大会に臨んでいた。12年ロンドン五輪から、
野球が五輪の実施競技を外れることが決まっていただけに、思いは一層、強かった。
第1回WBCで、日本は米国を失点率でかわして2次ラウンドを突破。
準決勝で韓国、決勝ではキューバを倒し、王者に輝いた。
日本国内は久々に野球熱に沸き返り、決勝戦の平均視聴率は関東地区で40%を超えた。
そして09年の第2回大会でも日本は優勝。国内は再び熱狂に包まれた。
王もコミッショナー特別顧問として代表監督の人選にあたり、連覇に貢献。
「WBCを盛り上げたい」という王の願いは、日本では実現した。だが、王は物足りない。
「サッカーに(国際大会に出場する)国の数で負けている。野球をやる国が広がっていけばいいんだけどね」
なぜ、野球はサッカーのように世界中に広がらないのか。
>>2-5へ続く
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★1:2011/03/01(火) 15:58:24.95
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