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リオン被告に懲役２年求刑 「歌舞伎界に申し訳ない」謝罪
歌舞伎俳優の市川海老蔵さん（３３）が暴行を受け重傷を負った事件で、傷害罪に問われた
解体業、伊藤リオン被告（２７）の第２回公判が３日、東京地裁（板野俊哉裁判官）で開かれ、
検察側は「怒りにまかせて暴行に及んだ責任は極めて重い」などとして懲役２年を求刑した。
判決は１４日に言い渡される。
検察側は論告で、犯行は海老蔵さんから先に頭突きがあったことに対する「過剰防衛だった」
とした弁護側主張に反論。元暴走族リーダーの男性（２９）が頭突きを受けたとする場所と、
血痕のあった場所が「明らかに異なる」と指摘し、「海老蔵さん側から先に頭突きがあったとの
根拠はない」と主張した。
また、泥酔状態だった海老蔵さんが傷害を加えることができたのかという点にも疑問符が付く
とし、「海老蔵さんにも芳しくない行動があったが、これを過大視すべきではない」と結論づけた。
弁護側は最終弁論で「２カ月半以上勾留され、真摯（しんし）に反省している」とし、執行猶予
付き判決を求めた。
求刑に先立って行われた被告人質問で伊藤被告は「社会的、経済的にも迷惑をかけた。
歌舞伎界の方にも申し訳ない」と謝罪。犯行の状況について「海老蔵さんの行動が普通では
なかったが、今思うとやりすぎてしまった」と、犯行が過剰防衛だったと主張した。
起訴状によると、伊藤被告は昨年１１月２５日未明、東京都港区の雑居ビルで海老蔵さんの
頭や顔を殴るなどして、２カ月の重傷を負わせたとされる。
画像：伊藤リオン被告
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
ソース：MSN産経ニュース 2011.3.3 12:34
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