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(>>1からの続きです)
試合前は減量が待つ。北京五輪前は母雅子さんがつくった減量食を、今度は真汐さんが工夫してつくってくれた。
その数は10種類以上。「この人しかいない」。結婚を決めた時におめでたも分かった。
都内のホテルで青いバラ30本を贈り、プロポーズした。
結婚式はまだ挙げていない。真汐さんはその理由を「五輪までの2年間は“ひらおか”のために使いたい。
楽しみはロンドンの後に取っておきます」と言った。出会った時と変わらず、今も親しみを込めて夫を名字で呼ぶ。
真汐さんは平岡の優勝を信じて待つ。
4月には4連覇が懸かる全日本選抜体重別、8月には三度目の正直で頂点を狙う世界選手権がある。
「ロンドンは集大成。守るモノが増えたからこそ、アグレッシブに攻めていきたい」。
平岡の頂点への道のりは、ひとりじゃなくなった。(了)