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(前略)静岡中央署は17日、NHK静岡放送局の放送機材を盗んだ疑いで、
NHK名古屋放送局の職員塚原忠容疑者(44)を逮捕した。昨年4~5月頃、
静岡放送局から放送機材のオシロスコープ1台(約5万円相当)を盗み、
今年1月にネットオークションに出品。職員が気づいて事件が発覚した。
同署では余罪があるとみて捜査している。塚原容疑者は昨年2~12月まで、
技術支援として名古屋放送局から派遣されていた。静岡放送局広報は
「内部の者が盗むとは思わなかった」としている。
今年だけでもNHKは不祥事、醜聞が相次いでいる。1月に他人の乗用車内を物色
していた首都圏放送センターのディレクター(27)は窃盗未遂で、男性の裸を撮影
しようとした松江放送局のディレクター(29)は建造物侵入で逮捕された。今月には
千葉放送局の20代女性記者と不倫関係にあったとして、千葉県警の40代警部が
戒告処分。さらに「ニュース7」の人気お天気キャスターの半井小絵気象予報士
(なからい・さえ=38)と大リーグ・レンジャーズ建山義紀投手(35)の不倫疑惑が
週刊誌で報じられた(両者とも否定)。
これらの状況に、元NHK職員でジャーナリストの立花孝志氏(42)は「不祥事は
急に増えたわけじゃない。今までは警察との暗黙の了解があったので今回の
ような犯罪は表に出なかった」と仰天暴露して内部事情を明かす。
「40歳過ぎで確実に年収が1000万円を超えるのがNHK。競争する必要がなく、
職員は完全にぬるま湯に漬かっている。昔から、お金に困ってではなく、スリルを
求めて万引きや盗撮に手を染める人がいた。人事情報には表に出ない万引きの
経歴が書き込まれていたこともあった。警察とのバランスが崩れつつあることは
間違いない」。局内の備品を盗んだくらいの事案は、NHKと警察間の暗黙の
ルールで公表されなかったというのだ。
半井予報士と建山投手の不倫騒動について、立花氏は「刑事罰に問われることが
ない不倫情報まで明かされたことには驚きました。恐らく足を引っ張ってやろうと
いう誰かの悪意なのでしょうが、NHKという組織が弱体化している証拠」と見ている。
(森中航)
2月18日発行 東京スポーツ紙面より
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