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富山師弟コンビ誕生！ Ｊ１ベガルタ仙台が１６日、宮崎県宮崎市の生目の杜運動公園
陸上競技場で約１時間の練習を行った。
ＦＷ中島裕希（２６）は富山第一の７年先輩にあたるＦＷ柳沢敦（３３）の加入に刺激を受け、
Ｊ１通算１０１得点の技術を会得してゴール量産に意欲十分。前日１５日のＪ１甲府戦では
ツートップを初結成、互いの動きを確認して息もぴったりだ。
遊び感覚を取り入れた約１時間のサーキット練習。中島が柳沢と笑顔で汗を流した。
「柳（やな）さんのいいところを盗んで、常にゴールを意識してやりたいです。今年は点に
こだわっていきたい」
大先輩との遭遇が、今季にかける意欲を倍増させた。前日１５日に行った練習試合の
Ｊ１甲府戦で、柳沢とスタメンでツートップ。生まれて初めての結成だった。
０－１の前半３３分にゴール。後半２８分に途中交代した柳沢と計７８分プレーし、互いの
動きを確認した。動き出しの速さ、体の使い方など一挙手一投足が生きた教材。
貪欲に会得し、得点量産につなげようとしている。
柳沢の後を追うように富山市内のＦＣひがし、富山第一へと進んだ。憧れの存在をまねして
プレーし、同じＪ１鹿島に入った。入団１年目の２００３（平成１５）年シーズン途中、柳沢は
イタリアのサンプドリアへ移籍。ともに在籍した期間は約３カ月で、まともに口をきけない間柄だった。
だが、現在は夕食時に談笑するなどチームメートとして交流。今後もコミュニケーションを
取り“富山師弟コンビ”の呼吸を合わせていく。
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柳沢先輩（左）の加入で充実のキャンプを送っている中島（右）。今季のＦＷ陣は期待大だ
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