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米大リーグのキャンプインを目前に、メッツの周辺が騒がしい。
ナスダック・ストック・マーケット元会長のバーナード・マドフ受刑者による
巨額詐欺事件の被害弁済を目指す管財人が、オーナー一族に3億ドル(約250億円)の
不当利得があったとして、返還を求める訴訟を起こしたためだ。
管財人は最大で10億ドル以上の回収を目指しているとされ、米メディアは、
訴訟の行方によっては球団売却の危機に陥ると報じている。
管財人は、メッツ経営陣がマドフ受刑者への投資に絡んで多額の架空利益を手にし、
うち約9000万ドルを球団運営費に回したと主張。
さらに、受刑者の詐欺行為を知りながら、見て見ぬふりをしたとしている。
これに対し、オーナー側は
「こちらは事件で5億ドルを失った被害者。詐欺にも気付かなかった」と反論。
「訴訟に勝つ自信がある」と受けて立つ構えだが、すでに球団株式の一部を売却する
方針を示すなど、不測の事態へ備え始めている。
フォーブス誌による球団の資産価値は8億5800万ドル。
「米国史上最大の詐欺事件」の余波が、どんな影響を及ぼすのか注目される。
ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)