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◇人出どっと Ｊ１名古屋の別府キャンプ
別府市の実相寺サッカー競技場で行われているサッカーＪ１の名古屋グランパス春季キャンプは、
最初の土曜日となった５日、午前と午後の練習に合わせて千人以上のファンが集まり、
選手に熱い視線を注いだ。
午前１０時の練習開始を前に、同８時半ごろからファンが集まり始め、見学席はほぼ満員になった。
別府ＦＣミネルバは中学１、２年生部員約４０人が一緒に見学。同部の川野涼太君（１４）＝朝日中２年＝は
「パススピードの速さ、判断の早さ、スペースへの動き方などに気を付けて見ています」と、
すぐ目の前で繰り広げられるミニゲームに集中していた。
午前の練習後には、ファンサービスゾーンで選手らとファンの交流の時間も。
宿舎へ戻るバスへ向かう選手が、ファンの求めに応じてサインや握手をしたり、一緒に写真を撮ったり。
隣接する緑丘小学校での練習を早く切り上げて見学にきた緑丘サッカースポーツ少年団の
片岡扶榛君（１２）＝同小６年＝は「こんなに近くで選手を見られることはない。サインももらえてうれしかった」
と笑顔を見せた。
キャンプ誘致に関わった松永徹市観光まちづくり課長は
「子どもたちに超一流のプレーを見てもらえる、別府にいてよかったと思ってもらえる機会ができたことはよかったと思う」
と話している。
大分合同新聞
URLﾘﾝｸ(www.oita-press.co.jp)
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