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サッカーJリーグ2部(J2)の栃木SCがホームにしている「県グリーンスタジアム」(宇都宮市清原工業団地)で
2011年度、白黒の電光掲示板が、カラーで動画も映せる大型スクリーンに改修される見通しとなった。11年度
県当初予算案をめぐり、県議会最大会派の自民党議員会が4日、福田富一知事に要望。福田知事は下野新聞社
の取材に対し「競技者や観戦者のモチベーション向上につながる」などと述べ、9日に発表予定の県予算案に
関係経費を盛り込む考えを示した。
同議員会の三森文徳政務調査会長は会見で、県サッカー協会や栃木SCから要望があったことを明らかに
した上で、電光掲示板の老朽化などを指摘。大型スクリーン化すれば、スタジアムの魅力向上による観客増
につながるほか、新たな広報媒体としても活用できるなどの利点を挙げた。
現在の掲示板はスタジアム建設に合わせ1993年に設置されたもので縦8・4メートル、横12メートル。
同議員会によると、J2加盟19チームのうちホームに大型スクリーンが設置されていないのは本県を含め
5カ所という。
大型スクリーンは現在の電光掲示板と同規模。整備完了は11年度末の見通しで、総事業費は3億6千万円。
日本スポーツ振興センターが運営する「スポーツ振興くじtoto」の助成金を活用し、県費負担は1億数千万円の
見込みという。福田知事は「助成金が使えることが改修の前提だが、県としてスポーツ振興の責任を果たしたい。
サッカーだけでなくラグビーなどでも活用できる」と述べた。
一方、改修について県議会の民主党・無所属クラブの一木弘司代表は「県サッカー協会などから要望を受け
ておらず初めて聞いた」などと述べ、今後検討する考えを示した。
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