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外務省は東南アジア各国とのサッカー交流の強化に乗り出す。
同地域での日本サッカーの存在感を高めるとともに、各国との関係を強化し、
外交面での日本の影響力を増すのが狙いだ。
育成も兼ねて各国若手選手をJリーグのクラブへ招くことや代表を含む幅広いレベルでの
親善試合の開催などが検討されており、同省は近く日本サッカー協会に、プランの作成を持ち掛ける。
きっかけとなったのは、アジア・サッカー連盟枠の国際サッカー連盟(FIFA)理事の座を争う1月の選挙で、
田嶋幸三協会副会長が落選したことだ。日本代表の実力がアジアで抜きんでていることは
先のアジア・カップ優勝で証明済みだが、各国サッカー界への影響力は高くないのが実情だ。
田嶋氏が外務省幹部に「東南アジアとのサッカー交流を進めないといけない」と反省を口にしたことから、
同省は協会への協力も兼ねて、「サッカー外交」に乗り出すことにした。
インドネシアやマレーシアなど各国ではサッカーの人気が高く、日本企業がスポンサーになって、
隔年で各国代表による東南アジアサッカー選手権(スズキ・カップ)も開催されている。
外務省幹部は「日本のアジア外交と日本サッカー界の底力になる」と意気込んでいる。
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