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毎日新聞 2月2日(水)3時0分配信
大相撲の現役十両力士数人が勝ち星を数十万円で売買する八百長を頻繁に行っていたとみられるメールの記録が、
警視庁が野球賭博事件に関連して押収した力士らの携帯電話に残っていたことが
捜査関係者への取材で分かった。
日本相撲協会はこれまで、裁判などで八百長の存在を一貫して否定していた。
野球賭博事件に続き、角界が再度深刻な打撃を受けることは避けられない情勢となった。
警視庁は今後、警察庁を通じて日本相撲協会を所管する文部科学省に、
メールの内容や力士名など捜査で得た情報を伝える方針で、協会側は厳正な調査や処分を迫られそうだ。
捜査関係者によると、警視庁が阿武松(おうのまつ)部屋の
元幕下力士、山本俊作容疑者(35)=06年5月引退=ら4人を逮捕した野球賭博事件の捜査の過程で
八百長疑惑が発覚した。
警視庁は昨年7月、賭博開張図利容疑で同部屋など三十数カ所を家宅捜索し、力士らの携帯電話などを押収していた。
八百長をしていた形跡が残されていたのは数人の十両力士の携帯電話。
勝ち星を金で売買していることを示す文面がメールに残っていたという。
これまでの捜査では、暴力団関係者の関与は浮かんでおらず、
八百長の取組自体は外部の賭けの対象にはなっていなかった模様で、
刑事事件として立件される可能性は低いとみられる。
野球賭博事件では、阿武松部屋を中心に計約40人の力士や後援会関係者らが複数のルートで、
プロ野球公式戦や09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、
高校野球などを対象に1口1万円で賭博をしていたことが明らかになっている。
賭博の対象は他競技にも広がっていたとされる。
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