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第83回選抜高校野球大会に出場する32校が28日、決定した。「甲子園でもミラクルを」。
創部から約10カ月、1年生部員だけで史上最速のセンバツ出場を果たした創志学園。
岡山市北区の同校グラウンドでは部員28人が無邪気な笑顔を見せて喜んだ。
昨年4月、旧校名「ベル学園」からの変更に合わせ、硬式野球部が発足した。創部当初は
ボール約40球、バットも数本しかなく、足腰を鍛える基礎練習に徹した。夏の岡山大会では1
回戦コールド負け。しかし8月、連日砂浜を走り込む三重県での強化合宿を経て、選手たちは
めきめきと力をつけた。秋季県大会では実力校を次々と破り、準優勝。長沢宏行監督(57)は
05年春、創部2年の鹿児島・神村学園を率いてセンバツ初出場で準優勝を果たした経験を持つ
名指導者だが、監督自ら「まさか」とうなるほどの快進撃だった。
出場決定に、富田一成投手は「まだ現実と思えない」と首をかしげながらも「甲子園のグラウンドは
テレビでしか見たことがないのに、最近は布団に入ると、毎晩、マウンドで投げる自分の姿が
浮かぶんです」と、夢舞台へのあふれる思いを語っていた。
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