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キムタク超大作ドラマ「南極大陸」主演であの番組が打ち切り？
昨年は映画「ヤマト」で古代進を演じた木村拓哉（38）が、今年、
「南極大陸」（仮題）に挑む。1983年に高倉健主演で大ヒットした
映画「南極物語」のリメイクになるが、早くも話題を呼んでいるのは、
破格のスケール。
「TBS開局60周年記念ドラマとして10月から放送予定ですが、
南極ロケも検討されており、製作費も10億円を超すと見られています。
撮影も、2月にクランクイン。8月にクランクアップという異例の長丁場です」
（放送記者）
木村は越冬隊副隊長役。共演者も香川照之、堺雅人ら演技派が
脇を固めるほか、越冬犬タロとジロとの感動シーンなど、話題性も十分だ。
「製作費20億を要した『ヤマト』は、話題を集めた割には、これから
販売になるDVDを含め、やっと黒字になるという見込み。それだけに
キムタクとTBSが今回のドラマに賭ける思いは強いはず。キムタク
主演ドラマとしては“華麗なる一族”以来となる視聴率30％超えも
期待されています」（同前）
あまりのスケールの大きさにSMAPの看板番組にまで影響が及ぶ
おそれも。
「SMAPは、ここ数年、毎年のように解散説が流れますが、それと並行して
出るのが、メンバー唯一のレギュラー番組『SMAP×SMAP』の打ち切り話。
今回のドラマは延べにして7カ月余りに及ぶ撮影で、キムタクは主演で
ロケも多い。5人のスケジュール調整だけでも普段から大変なのに、一層、
調整が難しくなるはずです」（芸能デスク）
今年で15年目に入る長寿番組だが、一時の勢いがないことも懸念材料という。
「以前は20％を超えていた視聴率も今は平均で15％前後。かつては
毎回、大物ゲストが登場していましたが、先日もオカマ芸人の“楽しんご”が
ゲストだった（笑）。いい時に終わらせるほうがキズが付かない、という声もある」
（テレビ関係者）
打ち切りの時期として囁（ささや）かれているのは、
「地デジ完全移行の7月以降、フジはドラマ以外大幅に改編する予定です。
『スマスマ』も早ければ夏が有力。遅くとも“南極大陸”が始まる前の9月と
いわれています」（芸能関係者）
週刊文春2011年2月3日号
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